ローラン・ペリエグループのサロンとドゥラモット両者の社長であるディディエ・ドゥポン氏の来日に伴いサロンを楽しむ会を少人数ながら楽しみました。
”88サロンと”90サロンと”95ドゥラモット・ブラン・ド・ブランのシャンパーニュで楽しみました。このサロン社はフランス・シャンパーニュ地方コート・デ・ブラン地区メニル・シュル・オジェ村にあり、100%格付けのグラン・クリュです。1867年創業で年産4~5万本と非常に小規模ながら、90%が世界の高級レストランや有名ワインショップに輸出されている。
このメーカーは唯一の商品であるサロン・ブラン・ド・ブラン一種類のみを販売していて良い年だけのヴィンテージ・シャンパーニュだけの出荷である。サロンを抜栓する田鶴利雄。手前は東農大の細田真氏。彼は2002年4月に某蔵に就職が決まり、そのお祝いとして”88サロンを協賛して頂きました。
サロンのコルクは大変硬く静かに抜栓するのに大変時間がかかりました。この泡立ちは非常に繊細でキメが細やかで、色はきらきら輝くイエロー・ゴルードです。味わいはバターやくるみ、ビスケツトの甘く芳ばしい香りがしました。明らかに、1990ビンテージの方が出来がよく、1982に匹敵するのではないでしょうか。
お料理は白子のグリエ・バルサミコソースと生ハムです。両方の料理はぴったり相性がよかったです。
これはお遊びで出したシャトー・メルシャン1978スーペリュール・マグナムです。当店ワインセラーで約20年間熟成させた逸品です。78年は国産のグレート・ヴィンテージです。上品に枯れた味わいですが。綺麗なオレンジ色に、ルビー色が混ざってまだ熟成できる素晴らしいワインでした。