新石川県産酒米 百万石乃白(石川酒68号)から造られた加賀の美酒
石川県は21日までに、11年かけて開発した酒米の新品種「石川酒68号」の愛称を「百万石乃白(ひゃくまんごくのしろ)」に決定した。酒造好適米の代表格である「山田錦」に匹敵する特性を持った新ブランドとして発売されました。
石川酒68号は、大粒の「ひとはな」と吟醸酒向けの「新潟酒72号(越淡麗)」を掛け合わせた県独自の酒米を、山田錦と交配させて生まれた。表面を削っても粒が割れにくく、50%以下に精米した白米を原料とする大吟醸酒の醸造に適している。雑味の原因となるタンパク質の含有率が低く、醸造した日本酒はすっきりとした味わいの上、フルーティーな香りを醸す。稲の丈は山田錦より1割ほど低く、台風などで倒れにくいことも特長だ。
愛称は昨年に公募し、全国から約3千件の応募があった。「百万石」には加賀百万石の石川県の酒米であることが表現され、「白」には混じり気のない純粋さ、すっきりとした味わい、精米された酒米の白さ、仕込み時期の雪景色がイメージされている。
天狗舞 純米大吟醸 百万石乃白 (火入) 1,800ml 3,400円 720ml 1,700円
手取川 純米大吟生原酒 百万石乃白 1,800ml 3,600円 720ml 1,800円